運動の苦痛を鈍らせ、かつ楽しく継続させる「音楽」の効果
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トレーニングに欠かせない音楽
ジムでは音楽を聴きながらトレーニングをしない人はほぼいません。
何かしらBGMがジム内に流れているし、イヤホンで個人的に聞いている人も多いです。
音楽がトレーニングのパフォーマンスに何かしら好影響を与えていることは多くの人がなんとなく感じていることだと思います。
音楽で得られる2つの効果
音楽が運動に影響を及ぼす効果はまだ科学的に証明されていないようですけど、以下の2つが主な理由として挙げられます。
①苦痛を軽減する
人が感知できる情報には限界があって、聴覚や視覚に意識がいくと筋肉から送られる苦痛の信号に鈍感になり、苦痛を紛らわすことができるとされています。
テンポの良い曲などを聞くとそっちに注意が向いて苦痛をある程度無視出来るんですね。
②運動を楽しくさせる
英ブルネル大学のカラゲオーギスはシチューション別で異なる音楽を分けることを推奨してます。
有酸素運動ではリズミカルなアップテンポの曲、筋トレではヤル気とテンションが上がる曲にするなどして使い分けることで、楽しみながら運動を続けられるということです。
映像で注意を引くのは逆効果
ちなみに、TVなどの映像を見ながらだと、トレーニング効率が低下することがわかっています。
音楽は何もせず聞き流せば良いのに対してTVを見るときは意識をそっちに向けなければいけません。苦痛をにぶらせる効果はあるものの、集中力も削がれてしまうんです。
これは有酸素運動ではあまり問題はないかもしれませんが、筋トレでTVを見ながらというのは全くオススメできません。
ハルイチが通うジムにもTVが設置してありますが、正直、気が散るので置いて欲しくないと思っています。
音楽で運動を楽しく継続できる
音楽は運動の苦痛を軽減してを楽しく継続するための協力なサポートになります。
音楽に対する反応は個人によって大きく異なるので「この曲だったら間違いない」というものは存在しませんが、自身が聴いていてテンションが上がる、感情を揺さぶる曲であれば何でも良いようです。
自分が曲の違いで気持ちがどう変化するか、パフォーマンスにどう影響するかを観察してみるのも面白いかもしれませんね。