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34歳から筋トレ始めて筋トレ歴8年のアラフォー男のブログ

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書評:「人生の100のリスト」本当に自分のやりたいこと向き合うための1冊

人生の100のリスト (講談社+α文庫)

 

著者紹介

著者はロバート・ハリス。現在70代だが、その生き様は幅広い年齢層から共感を呼んでいる。

とにかく行動力がすさまじい方で、高校時代から海外をヒッチハイクで旅をし、シベリア鉄道に乗ってモスクワへ渡り、ヨーロッパからインドまで半年間の旅に出ている。

オーストラリアに10年以上滞在し、シドニーで「エグザイルス」という本屋&画廊を経営していたこともある。現在は日本に帰国し、本の執筆やラジオのDJをしている。

 

本の概要

人生でやりたいことを無作為に100個紙に書き出すと、それがいつの間にか達成できていた、ということが著者の実体験を元に語られている。

本の大半は破天荒な著者の半生を語った内容。世界各地を放浪し、うつ病になってセラピーを受けたり、オーストラリアでブックショップを経営したり、ギャンブルで生計を立てたりと実に波乱万丈な生き様でした。

最終的には100のリストの7割は達成することができていたそうです。あまりに体験談が強烈過ぎて、途中リストのことは頭から飛んでました。

 

本の感想

この本を読んだのはもう何年も前の事で、実際ハルイチもやりたいことを100個紙に書いてみたことがあります。書いてから2年ほどして見直してみると、驚くことに2割くらいは達成できてました。

これって結構すごいことですよね。達成していた中には「フルマラソンを完走する」「マッチョになる」「自分主催のイベントに20人以上人を呼ぶ」などと言った項目がありました。

実際書いてみるとわかるでしょうけど、やりたいこと「100個」なんてなかなか出てきません。せいぜい20〜30個くらいでペンが止まる。

それでも捻り出すようにリストを埋めていくと、「あー、自分はこういうことやりたかったんだなぁ」という意外な気付きが得られます。

自分のやりたいこと、実現したいこと、色々自由に書き出してみるだけなので簡単です。100個書き出すのは結構大変ですけど、やってみる価値はあると思います。

リストのことだけでなく、著者の破天荒な経験談が書かれてて、読み物としても十分面白いです。読んでると海外に行きたくなっちゃいますね。