書評:「筋肉のしくみ・はたらきパーフェクト事典」筋肥大のためにはまず筋肉について理解するべし
著者紹介
著者は荒川裕志さん。国立スポーツ科学センター・スポーツ科学研究部研究員で、研究者でありながら元プロ格闘家。トレーニング系の著書を多数執筆しているマルチなお方。
監修は筋トレ関連の研究者として知らない人はいない石井直方先生。ボディビルダーとしても活躍し、ミスター日本優勝、世界選手権3位など輝かしい実績を誇る日本筋トレ界の重鎮。
本の概要
顔面から足先に至るまで体の細部に至る様々な筋肉の起始・停止、その筋肉に関連する身体の動作まで全て画像つきで紹介してある。
筋肉には一つ一つに固有の動きや特徴があって、それらが協働して体を動かしているということを理解するのにうってつけ。
さらに、それぞれの筋肉の体積や遅筋・速筋の割合まで網羅されていて、まさに「筋肉の事典」と言える内容に仕上がってます。
トレーニングで筋肉がどのような動作をしているか知り、フォーム改善や筋肉の動きを意識するのに役立つこと請け合いです。
本の感想
筋トレで鍛えたい筋肉の特徴を理解しておくことはとっても重要。
筋肉の特徴や関連した動作を理解することは、筋肉と意識を連結する「マインドマッスルコネクション」を培うことにもなるからです。
ハルイチは筋トレが効かせにくいなと思った時には、辞書のように本で鍛える部位をその都度確認してます。もう何度読み返したか分からんくらい読み返しました。
一つ一つの筋肉の動作や特徴を理解するのに適した一冊。初心者から上級者まで幅広く活用できる内容です。